腸管毒性学に関する査読付き論文でEVOM™ Autoが紹介されました

EVOM™ 自動測定システム

Johnson & Johnsonによる新たな研究で、ヒトコロノイド由来単層膜研究における中核的な評価指標として、自動TEERが実証されました。EVOM™システムは9,000件を超える引用実績があり、従来の自動TEERシステム(REMS)は110件を超える論文で使用されています。
EVOM™ Autoを取り上げたこの新しい査読付き論文は、今月、Toxicology in Vitroに掲載されました。「小分子の蓄積、毒性、薬力学を調査するためのin vitroプラットフォームとしてヒトコロノイド由来単層膜を活用する」と題された本研究は、ベルギーおよびペンシルベニア州にあるJohnson & Johnsonの前臨床科学チームとトランスレーショナル・セーフティチームの科学者が主導しました。

研究チームは、自動TEERを中核的な機能評価指標として用い、ヒトコロノイド由来単層膜(hCDM)を従来のCaco-2単層膜と比較評価しました。これにより、バリア完全性を高スループットかつ再現性高く測定し、上皮生理、薬剤誘発毒性、薬力学的応答への理解を深めました。本研究は、自動TEERが複雑なin vitroモデルのワークフローを強化し、腸管の安全性および体内動態研究のトランスレーショナルな関連性を高めることを示すエビデンスの蓄積に加わるものです。また、in vitro毒性学におけるオルガノイドベースモデルの有用性も示しています。

本研究で自動TEERがもたらしたもの

  • 自動TEERにより、96ウェルのヒトコロノイド由来単層膜(hCDM)およびCaco-2単層膜全体で、バリア完全性を高スループットかつ再現性高くモニタリングでき、両モデルを一貫して比較できました。
  • 増殖、分化、薬剤曝露の各段階で、上皮の健全性と実験品質を機能的に評価できました。これにより、実験開始前にhCDMが生理的なタイトジャンクションを形成したことを確認できました。
  • 生存率の評価項目を補完するバリア破綻パターンを明らかにし、下痢誘発性化合物に対するモデル固有の感受性を浮き彫りにすることで、毒性アッセイに機序に関する知見を加えました。
  • hCDMが生理的なバリア(332 Ω·cm²)を維持し、臨床的に関連性の高い形で毒性物質に応答することを示し、Caco-2単層膜を上回るモデル適格性評価を実現しました。
  • PK/PDの統合評価を支援し、完全な上皮バリア機能と損なわれた上皮バリア機能の違いを踏まえて薬剤蓄積を評価できました。


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これはEVOM™ Autoを取り上げた最新の査読付き論文です。現在、別の論文が査読中で、bioRxivのプレプリントとして公開されています。

よくあるご質問

EVOM™ Autoとは何ですか?
EVOM™ Autoは、オルガノイド由来単層膜を含む細胞および組織培養モデルのバリア完全性を評価するために使用される、自動経上皮電気抵抗(TEER)測定システムです。

ヒトコロノイド由来単層膜(hCDM)とは何ですか?
hCDMは、ヒト結腸由来の幹細胞から培養した極性化上皮単層膜です。腸管における薬剤の体内動態や毒性を研究する際、Caco-2のような不死化細胞株に代わる、より生理学的関連性の高いモデルとして利用が拡大しています。

オルガノイド研究で自動TEERが重要なのはなぜですか?
自動TEERを使用すると、多数のウェルにわたるバリア完全性を一度にモニタリングできます。これにより、品質管理、モデル適格性評価、毒性データの機序解釈を支える、一貫した機能評価指標が得られます。

この研究では、hCDMとCaco-2単層膜をどのように比較していますか?
本研究では、hCDMが約332 Ω·cm²の生理的なバリア抵抗を維持し、Caco-2単層膜よりも臨床的関連性の高い形で毒性物質に応答することが明らかになりました。これにより、毒性と薬力学の統合評価におけるhCDMの有用性が裏付けられました。

 

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